自分や結婚相手がワキガだと、子供に遺伝していないか気になりますよね?
子供がワキガだと、自分のニオイを気にして消極的になったり、周りにいじめられたりしないか不安…。
ワキガが身内にいる親なら、このような悩みがあると思います。
子供がワキガのせいで、子供時代を楽しめないのはとても可哀想ですよね。
そんな時は親が、色々な知識を持って子供を守ってあげるしかありません。
今回は子供のワキガについて、ワキガになる時期や対策を詳しくご紹介します。
子供がワキガを発症するのは何歳から?
子供が遺伝によってワキガを発症するのは、思春期に入った頃が多いとされています。
- 女の子の思春期・・・10歳~18歳
- 男の子の思春期・・・11歳~18歳
思春期は個人差もありますが、だいたいこの年齢くらいのことを言います。
今までは、ワキ毛が生え始める頃に発症することが多く、だんだん臭いが強くなっていくと言われていました。
しかし最近は、食生活などの変化から子供の成長も早い場合があり、思春期前からワキガを発症する子供が増えてきています。
子供は親に言えず1人で悩む
早い子供だと、小学低学年からワキガを発症してしまいますが、中には親にも言えずに1人で悩んでしまう子供がいます。
思春期に入ってからワキガを発症すると、なかなか親には相談しずらいのもわかりますよね。
今はインターネットで色々調べられますが、調べられたからといって子供1人で対策するには限界があります。
ワキガ対策のデオドラント製品を買ったり、汗脇パットを買うためのお金が必要になりからです。
親から遺伝してしまったワキガに悩んで、子供のお小遣いやバイト代が、デオドラント製品で消えてしまうのは可哀想ですよね。
ワキガは100%遺伝でなるものだとは言えませんが、遺伝の確率が高いので、親がワキガなら、小学生になった頃くらいから子供がワキガになっていないか、注意深く見守手上げることが大切です。
子供のワキガに親がする対策とは?
子供がワキガになっていないかチェックするには、子供に聞くか、自分で調べるかしかありません。
小学中学年頃になった頃に、子供のニオイについて話し合うことができれば、話し合った方が良いです。
この時にワキガの話をしてしまうと、自分がワキガになるんじゃないかと不安になり、精神性の発汗などで、違うニオイが発生してしまうことがあります。
これから体が成長するから、自分のニオイが変わってくるかもしれないの。これはみんながそうだから、心配することはないんだけど、もしそのニオイが気になったり、お友達に何か言われたらお母さんに相談してね。
例えばこのようなことを言っておけば、子供がニオイに対して不安に思った時に、親に相談してくれる可能性が高くなります。
子供のワキガを確認する『チェックリスト』
- 親戚や結婚相手、自分がワキガ
- 子供のニオイが変わった
- 子供服のワキの所が黄ばむ
- 子供の耳垢がドロドロした液状
- よく汗をかいている
子供のワキガを調べるには、こちらの項目に当てはまれるとワキガの可能性があります。
ワキガのチェックリストで判断することもできますが、自分じゃないと調べられないこともあるので、子供のワキガをチェックするならこのような項目になります。
毎日チェックするなら、洗濯に出した服のワキの部分のニオイを嗅ぐことが、1番わかりやすい方法です。
この方法は子供に見つかると、嫌がられる可能性が多いにあるので、隠れてチェックした方が良いいですね。
子供のワキガ対策
子供のワキガ対策は、大人と同じ対策が有効になります。
自分がしてきた対策を子供にも教えてあげたり、1人でもワキガ対策ができるように色々教えてあげてください。
食生活の改善
食事はワキガの臭いに大きく影響します。
- 肉類
- 乳製品
- お菓子やジャンクフード
脂質や動物性タンパク質の多い食事をすると、汗の中に含まれる皮脂やタンパク質が増えていきます。
ワキガのメカニズムとして、アポクリン腺から出る皮脂やタンパク質が含まれる汗を、皮膚の細菌が分解して臭いをだすということがあります。
脂質の多いお菓子やジャンクフード、動物性タンパク質の多い乳製品や肉類は、控えた方が良いです。
ですが、肉類や乳製品も成長期の子供には必要な栄養なので、量を減らして、代わりに豆乳や魚などをバランスよく食事に取り入れてください。
ワキガクリームで対策
ワキガには密着性の高いクリームのデオドラントが有効です。
クリームは肌に優しいこともあり、子供でも使える物もたくさんあります。
子供の肌は大人に比べて敏感で、大人が使っても大丈夫ばデオドラントで子供が肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
脇は他の肌よりも弱い皮膚なので、パッチテストなどをして様子を見てから、脇に使うようにしましょう。
塗り直しが必要なデオドラントは、子供のストレスになる場合があります。
学校には沢山のお友達がいて、勉強に不必要なものは持ってくるのを禁止している学校もあるでしょう。
子供の行動を考えたら、朝塗って夜まで続くワキガクリームがおススメです。
市販のおすすめデオドラントや、ワキガクリームの記事はこちらから読むことがきでます👇
医療機関に相談する
最近は切らないワキガ手術がたくさんあります。
ダウンタイムもなく、すぐ普通の生活に戻れるので、夏休みや冬休みを利用して手術を受けることができます。
- ワキガの臭いが強くなってきた
- ワキガが原因でいじめられて悩んでいる
- ニオイが気になって走り回れない
このような悩みが出てきたら、1度専門機関を受診することも考えてみてください。
皮膚科などでもワキガに対応している病院はあります。
美容外科でワキガ手術受けるには、費用など難しい場合もあるので、まずはワキガに対応している病院を受診してくださいね。
そこで本格的にワキガのチェックなどもできるので、子供の脇のニオイが気になった時にすぐ病院を受診しても良いと思います。
服をこまめに洗濯する
ワキガだと服に臭いがついてしまいますよね。
特に学校の制服は白いシャツが多く、脇のところが黄ばんでしまいます。
汗脇パッドを使用しても良いですが、白いシャツだと透けたり、取れた時に人がたくさんいるところでは、捨てにくかったりします。
毎日洗濯し、黄ばみができないように漂白剤などを使用して洗濯をすると黄ばみもできずらいです。
ワキガの服の洗濯の仕方は、こちらの記事から読むことができます👇
まとめ
子供のワキガは、できる限り親がチェックしてあげてください。
子供の中にはワキガという言葉も知らずに、1人で悩んでいる子供や、自分で気づけない子供もいます。
まずは、親が子供のワキガに気づいてあげて、それから対策を一緒にしていってください。
もしかしたら、自分がワキガだということにショックを受けて傷ついてしまうかもしれません。
その時は親が悪役になって、「親がワキガだから、子供に遺伝してしまった。」ということを素直に伝え、「一緒に頑張ろう」と励ましてあげてください。
ワキガは日本人にとって大きな悩みの1つなので、専門クリニックなどが多くあります。
家での対策に限界を感じたら、すぐ病院や専門機関に相談してくださいね。
ワキガの原因を知り正しく対処していきましょう。