ワキガでも悩んでいるのに、脇の黒ずみにまで悩まないといけないなんて辛い。どうして脇に黒ずみができるの?ワキガだからなの?
ワキガチェックの項目に、『脇が黒ずんでいる』という項目があるくらい、ワキガと脇の黒ずみには深い関係があります。
ワキガの人の多くが、脇の黒ずみにも悩んでいるのではないでしょうか?
「最近すこし脇が黒ずんできた気がする」という人は、早めに脇の黒ずみの正しい知識を知っておかないと、脇の黒ずみはどんどん進行していきます。
ワキガの人はなぜ脇が黒ずんでしまうのか?
その疑問と対策をご紹介します。
ワキガに脇の黒ずみが多い原因と間違った対策
ワキガに脇の黒ずみがある人の多くは、ワキガだと気づいた時から、過剰にワキガ対策をしてきたことにあります。
この過剰なワキガ対策は、脇の黒ずみにとっては間違った対策方法になります。
普段の生活で、脇と服の間には少なからず摩擦が起こっています。
ワキガの人は、汗脇パッドで擦れたり、汗拭きシートでゴシゴシ拭いていたり、日常的に他の人より多くの摩擦が起こっています。
この刺激によってメラニン生成が促されて、色素沈着の原因になってしまいます。
ワキガだから、脇が黒ずんでいるのではなくて、ワキガ対策を若い時から過剰にしていることで、色素沈着が進んでしまい、気づいたら脇が黒ずんでしまっているということになります。
では間違った対策方法で脇の黒ずみができてしまう原因とは、どんなことなのでしょうか?
脇の黒ずみ原因① 剃刀でワキ毛処理をする
脇の黒ずみで1番原因になりやすいのが、剃刀でワキ毛を剃ってしまうことです。
T字などの剃刀で剃ると、毛と一緒に肌の角質が削られてしまうので、肌がボロボロになってしまいます。
剃刀で処理をすると、出血や炎症を起こしてしまうこともあり、色素沈着になってしまう要因がたっぷりあります。
男性のヒゲを剃ったあとをよく見ると、ヒゲでわかりずらいかもしれませんが、肌が黒ずんでいる人が多いことがわかります。
それは毎日、剃刀でヒゲを剃ることによって肌が色素沈着を起こし、肌が黒ずんでしまっている可能性が高いんですよね。
刃がむき出しになっているような剃刀で、ワキ毛を処理することは肌の黒ずみを進行させてしまいます。
脇の黒ずみ原因② デオドラント製品の使い過ぎ
脇が黒ずんでしまう原因に、デオドラント製品の使い過ぎということがあります。
ワキガの人には、絶対に手放せないデオドラント製品ですが、肌に優しいデオドラント製品を選んで使わないと黒ずみの原因になってしまいます。
● デオドラントスプレー
特に気を付けてほしいのがデオドラントスプレーの使い方です。
デオドラントスプレーの使い方に『肌から20~30㎝離してスプレーしてください』と書いてあるはずです。
肌から近いところでスプレーをすると、肌に強い刺激がきて、ピりっとした痛みも感じることがあります。
その刺激が毎日続くと、メラニンが多く作りだされ黒ずみになっていきます。
● デオドラント直塗りタイプ
直塗りタイプのデオドラント剤は密着性が高く、ニオイに対して効果が強いのも特徴ですが、キレイに洗い流さないと毛穴にデオドラント剤が詰まってしまいます。
毛穴に詰まったデオドラント剤は酸化していき、毛穴が黒ずんでしまうということになります。
鼻の毛穴が黒ずんでしまう現象と同じで、毛穴が黒ずむことで、脇全体の黒ずみにつながります。
脇の黒ずみ原因③ 濃いワキ毛を抜いて処理する
ワキガの人は、1本1本のワキ毛が太い場合が多いです。
その理由は、ワキ毛が太く長いとそれだけ毛穴が発達している証拠で、毛穴が発達しているということは、ワキガの原因であるアポクリン腺も発達している可能性が高いと考えられます。
毛根の数が多いと、アポクリン腺の数も多いということが考えられるので、ワキガの人はワキ毛が多かったり毛が太い可能性が高いのです。
量が多いワキ毛や、太いワキ毛を毛抜きで抜くと、毛穴がダメージを受けます。
その刺激で色素沈着がすすみ、脇の黒ずみの原因になります。
ワキガについての詳しい原因や対策は、こちらの記事から読むことができます👇
脇が黒ずまないための正しい予防方法
1度わきが黒ずんでしまうと、完璧に元に戻すのは難しいです。
なので脇が黒ずまないように、予防することが大切になります。
まず、脇が黒ずむ原因の対処をすることから始めます。
肌が弱い脇をT字の剃刀でそるのをやめます。
ではどんな物を使ってワキ毛の処理をすればいいのかというと、【電動シェーバー】です。
サロンなどでも脇はの処理は電動シェーバーを使ってくださいと指示されます。
そのくらい肌に負担をかけずに剃ることができるのは、電動シェーバーなんです。
ワキ毛の処理を剃ってしたいという人は、電動シェーバーを使う事をおすすめします。
デオドラント製品を使うときは、使い方に気を付けてください。
汗拭きシートで汗を拭く時は、ゴシゴシ拭かずになるべく優しく拭いてください。
デオドラントスプレーは、ワキガの人にはあまりおすすめできません。
なるべく直塗りタイプのクリームなどを選ぶと、ニオイに対する効果が期待できます。
ワキガ用のクリームなら、肌に優しいということを考えて作られている事が多いので、肌に優しい成分が入ってるクリームを選び、家に帰ってきたら脇をキレイに洗い流しましょう。
たまにクレンジングオイルやクリームなどで、肌を優しく洗う事で毛穴をキレイにしてくれます。
毛抜きで処理するのはあまりおすすめしませんが、毛を抜きたい場合は、抜いたあと冷やしタオルなどで、脇を冷やして刺激をしずめます。
脇の乾燥を防ぐために保湿をする
脇が乾燥すると、黒ずみの原因である摩擦の刺激が増えてしまったり、あらゆる刺激に弱くなってしまいます。
そうならないためにも脇を保湿します。
手持ちのボディークリームや化粧水などでも良いですし、ワキガクリームに保湿成分が含まれていたらニオイと保湿両方の予防ができます。
また、脇の自己処理をしたあとは必ず保湿するようにしましょう。
ワキ毛の最大の予防方法は【脱毛】
脇の黒ずみの原因である、ワキ毛の自己処理をやめることが最大の予防方法といえます。
自己処理をしないためには、【脱毛】することが1番です。
今は『両脇500円』という大手脱毛サロンもありますよね。
昔と違って、脱毛はとても身近なものになっています。
脱毛したいけど、ワキガのニオイを嗅がれると嫌だし、脇の黒ずみも見られるのが恥ずかしくてサロンにはいけない。
このように思う人もいるかもしれません。
脱毛サロンに行くときには、デオドラント剤はつけていけないし、脇を丸出しにして施術をうけるので、とても恥ずかしいですよね。
しかし脱毛サロンの人もプロです。
ワキガの人もたくさん対応してるし、脇が黒くても何も言いません。
私もすごく恥ずかしかったけど、勇気をだして通いました。
脱毛サロンに行く前に気をつけている事
- 脱毛に行くときは、誰にも会う予定のない日を選ぶ(デオドラント剤を使えないから)
- なるべく汗をかかない季節に集中して行く
- 施術する前に、除菌シートで拭いておく
- 緊張で汗を出さない為に平常心を心掛ける
ワキガだと気軽に脱毛サロンに行くことにも、すごく悩んでしまいますよね。
しかし勇気を出して脱毛をしに行ったあとには、とても良いメリットもあります。
脱毛をするメリット
- 自己処理の面倒がなくなった
- 自己処理がなくなったので、デオドラント剤が肌にしみなくなった
- 脇の黒ずみが進行する心配がなくなった
脇の黒ずみに対しては、とても予防効果がある方法ですね。
黒ずみが進行してしまう前に早めに脱毛で黒ずみを予防するということは、最大の予防方法になります。
まとめ
ワキガの人に黒ずみが多いのは、過剰なワキガ対策が原因でした。
ワキガだから脇が黒ずんでいるわけではなかったんですね。
しかしワキガの人は、他の人より脇が黒ずんでしまう要因が多くあることは確かなようです。
これ以上脇の黒ずみを進行させないために、しっかりと予防していきましょう。